「ぼく地球展」のために東京タワーに行ってきました。

東京タワーという物語の聖地でキイ・ワード集めという、
骨の髄までファン泣かせな企画でした。
スタンプラリーの設置ポイントを見つけるたびに
名言やキャラ相関を思い出してきゃいきゃいはしゃいだ。
展示やグッズも、どうしたらファンに喜んでもらえるだろう
という観点から考えられているのかとても伝わってきて
素晴らしく幸せな企画だなと胸にしみました。

トガ信者たちと久しぶりにご飯して帰ったのも
めちゃくちゃ楽しかった。
やっぱり直接会ってしゃべくるのが一番充実感がある。


私はぼく地球を初めて読んだときは
まだ幽白に出会う前だったので、
その時は単なる「漫画好きの高校生」だったんです。
高校一年の夏に友人から全巻借りて読み、
ミステリ要素と並行しての壮大なストーリーに感動して
ぼく地球を貸してくれたその友人に感謝し、
感想を伝え、こう言いました。
「ぼく地球すっごい面白かった!ありがとう!!
 ねえねえ他にもなんか漫画ない?」

そしてその友人が
「そうだなあ……幽遊白書とか~?」
と言ったのが、その後の私の人生の大きすぎる岐路でありました。

私が幽白を知って崖を転がり落ちる以降の話は今は割愛しますが、
ぼく地球は借りてから一回通りしか読み切らなかったのに
幽白は返却までに何度も何度も何度も何度も読んだこと、
ここに明確な境界線があったんだろうと振り返って思う。
あんなに、感動した~!と言っていたぼく地球を
一度きりしか通読しなかったけどそれは一般的には普通のこと、
「単なる漫画好きの高校生」が
「重度のオタク」になったのが高校一年の秋~冬だった。

つまり何が言いたいかというと、
ぼく地球を読んでなければ私は幽白に出会っていないし
きっと今ここでこんなことをしてないということです。

そういう意味でぼく地球は私にとって思い入れが強いのです。
一度きりしか読んでないのに、
7人のキイ・ワードとかめっちゃ覚えてたもんな!
(今回のぼく地球展のために電子で買ってウン十年ぶりに読んだ)

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