なんというか、同人活動をしていて
「1年で本を1冊も作れなかった」のが
たぶんおそらく初めてのことで、
私にもあったなけなしの同人魂がいたく傷ついたといいますか、

2020年5月の夏コミがなくなった時に
いろいろ読んでたら心がぽっきり折れてしまって
これはもうしばらくは同人誌即売会の開催は無理だなと
カートやらスペース設営の道具やら一式を断捨離してしまった。

イベント会場で、直接のやり取りで、紙の本を手渡しして、
そういう場でないと同人誌を作っても、自分には意味がない。

何よりも、イベントという締め切りがないと作れない。
ま～～～～～～～～やる気が出ないし自分を追い詰められない。
これはめちゃくちゃでかい。

でも、そんな自分をタコ殴りにしてふんじばってでも
今年は絶対に本をだしてやると2021年の始めに決めた。
2021年のうちに新刊を作らないと
2022年に開催になるはずのC100申込への実績がなくなってしまう。
こんな状況になる前からC100を見据えていたオタクは多いはずだ。
私も、コミケの理念に賛同するひとりとして、
記念すべき100回目にはできればサークル側で参加したい。

内容や出来はともかく、新刊を出せて良かった。
また中止になるかもしれないけど当落発表日よりも前から
受かると信じて原稿開始して良かった。
ネーム作業入れて約3か月、私を毎日見張って叱咤激励して
ケツを叩いて喝を入れてくれた人たちがいます、
感謝してもしきれません本当にありがとう！！！！

あとやっぱり、新刊があるイベントは気持ちがいいな！
久しぶりに味わって、やっぱやめらんねえなあと思った。