怪異1が「chapter1~4」
怪異2が「case#1~4」
怪異3が「第一章~最終章」
と事件の数え表記がバラバラなのは
なんでだろうと思ってたけど、
ひとつめの事件のきっかけになった存在が
それぞれバラバラだから、なのか?
怪異1は由佳ちゃんのひとりかくれんぼ、
怪異2は小暮のコトリバコ、
怪異3はネクタール(と見せかけたエイチエム)のきさらぎ駅。
発端の人物が違うからなのかな、
だとしたら本当によくできてるよなあ…と唸る。
遊び半分と怪異への憎悪と組織の実験。
仕掛けた当人の目的はバラバラでも、
その後の発端となって怪異が広がっていく。
タイトルの「症候群」は、
怪異に狙われやすくなった症例を指すみたいだけど
(怪異2で氷室さんは助かったけど、
助からなかった例が舞子ちゃんなんだろうな…)
シリーズ通しての、仕掛けた本人の意思に関わらず
怪異が周囲に広がっていくシチュエーションそのもの、
のことも含んでいるのかもしれない。
はァ~~っ面白ぇ~~~っ。