少し前から「大人が大人の役割を果たしていない物語」が
きっつく感じるようになった。
より具体的にいうと
「だめな大人たちのせいで子どもが犠牲になる物語」。
最近よくエンタメ感想で見かける、
「自分が大人になると、年端もいかない10代の少年少女が
 過酷な試練を強要される話がつらすぎてたえられない」
みたいなやつと似ているのかもしれない。
自分が当事者(?)の10代の頃にはそんなこと思わなかった。
これも、なってみないとわからないってやつの派生かなあ。

メインに近い位置にそういうだめな大人がいると、
物語を味わっている最中は平気なり感動なりしても
作品としては面白いなとか考察し甲斐あるなとか思っても
少し経ってから思い返した時に、読後感もだけど
自分の中でかなり評価が落ちてしまう。
(わかりやすいものだとエヴァとかFateZeroとかかなあ)
(エヴァはまだこういうことに自覚的になる前に知ったから
 自分の中で少し扱いが違うけど)


そういう意味で最近かなり好感度高いのは魔入間です。
入間くんを取り巻く大人の面々はちゃんと
若人たちを教え、叱咤し、導こうとしているので。
大人の役割ってこういうことだよな!と嬉しくなる。

まあ、中にはやべーのもいるけど。
割合の問題です割合の。

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